自動車

父の自慢の一つは車の運転だった。父の若い頃はまだ車が一般的に普及する前だったが、その頃から大型運転免許を持っていた。そのため、運転は父のアイデンティティーの一つになっていた。 しかし、大型免許は若い頃…

父の日常

父は海産物を扱っている卸問屋に勤めており、毎朝家を出るのは早かった。 そのため夜は九時半から十時には床に就いていた。通常とは違い 漁港や遠方の市場に行く時は、朝四時前に家を出る事もあった。 私が小学生…

アストロボール

父はボーリングが好きで、日曜日の早朝はいつもボーリング場に出かけた。父は、ボーリング場が主催している早朝ボーリングの会員になっており、毎週日曜日に出掛けて行った。成績によってポイントがもらえ、景品と交…

砂場遊び

私が保育園に通っている時に保育園の近くの公園で父に遊んでもらったことがある。砂場で山を作って遊んだ。父は板切れを持ってきて一気に砂を集めてきて大きな山を作ってくれた。幼少の私はそんな光景をすごいなと思…

古い記憶

最も古い父の記憶は、保育園に行く前の三歳か四歳の時だった。 ある夜、私は重たい腹痛を感じながら一人で遊んでいた。母が熊の胆を飲ませてくれた後、しばらくして突然、戻してしまった。その後、父がピストルのお…