二度の手術を終えて

静養を終え、オフィスに復帰した後は、複数の病院で免疫疾患や心臓疾患の三つの診療科で治療を受けている。

最初の手術後に高安大動脈炎であることが分かり、私は五年生存が絶対ではない事を覚悟した。しかし、二度の手術と複数の診療科での治療によって、通常の生活が出来るまでに回復した。

私の「今」は、神のような手を持つ執刀医に出会えた偶然や様々な幸運が重なり、天より与えられた時間なのかもしれない。

「今」を大切に「今」を生きる。多くの困難が降りかかり、この事を頭ではなく心のレベルで理解することができたことは、不幸中の幸いなのかもしれない。

二〇二一年十二月