傷口の処置

二度目の手術の時は、抜糸不要のステッチで開胸部分を閉じていたため、前回よりも楽だった。少し驚いた事は、ステッチで縫い合わせた部分に超音波によって傷口が早く治癒する装置が付けられていた事だった。

最初の手術から数年で、そのような技術が開発されていた。その見慣れない装置について、看護師から説明を聞いた時は、技術革新のスピードに驚いた。傷口の治癒のスピードは前回よりも早く、体への負担は軽く済んだ。

退院も近くなっており、私は、病棟を歩いて往復するリハビリを行っていた。前回の手術後と比べると、遥かに早い段階で歩くことができるようになっていた。心臓が強くなった状態で手術をすることができたからだった。

二〇一八年十二月中旬